殺人未遂
最高裁判所 第三小法廷/昭和50年11月28日/昭和49(あ)2786/破棄差戻
ひとことで言うと
友人が暴力を受けているのを目撃した被告人が散弾銃で追ってきた相手を撃った事件。最高裁は、銃を持ち出すまでの全体的な経緯を考慮すると正当防衛とは言えないとした原審の判断に法的誤りがあるとして、事件を名古屋高裁に差し戻した。
判決のポイント
正当防衛の成否を判断する際、銃を持ち出すに至った全体的経緯と、実際に発砲する直前の具体的な危険状況をどう評価するかが争点。最高裁は、発砲直前の局面における急迫不正の侵害と防衛の必要性を個別に判断する必要があると判示した。
個別意見
裁判官天野武一の反対意見があり、原判決の判断を支持する立場を示した。
個別意見を述べた裁判官
- 補足意見:江里口清雄
- 反対意見:天野武一
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