選挙無効

最高裁判所 大法廷/平成10年9月2日/平成9(行ツ)104/

ひとことで言うと

参議院議員選挙の定数配分が投票価値の平等に違反するかが争われた。最高裁は、投票価値の平等は絶対的基準ではなく、国会の裁量的判断が合理性を有する限り多少の不平等は許容されるとして上告を棄却した。

判決のポイント

憲法14条の法の下の平等は投票価値の平等を要求するが、憲法43条・47条により選挙制度決定は国会の広い裁量に委ねられており、その裁量的判断が合理性を有する限り投票価値の不均等は許容される。

個別意見

園部逸夫裁判官の意見ほか複数の反対意見があり、尾崎行信、河合伸一、遠藤光男、福田博、元原利文の各裁判官が反対を表明。反対意見の具体的論旨は本文抜粋に記載されていない。

個別意見を述べた裁判官

判決全文(PDF)裁判所の判例ページ

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