原爆症認定申請却下処分取消等請求事件

最高裁判所 第三小法廷/令和2年2月25日/平成30(行ヒ)215/破棄自判

ひとことで言うと

長崎で被爆した被上告人が慢性甲状腺炎について原爆症認定を申請したが、厚生労働大臣に却下された。原審(高裁)は却下処分を違法と判断したが、最高裁は「申請疾病である慢性甲状腺炎に要医療性が認められない」として原審判決を破棄し、被上告人の控訴を棄却した。

判決のポイント

原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律11条1項に基づく原爆症認定における「要医療性」の要件が満たされるか否かが争点となり、最高裁は申請疾病である慢性甲状腺炎について要医療性が認められないとして、認定申請を却下した処分は適法と判断した。

個別意見を述べた裁判官

裁判体:宇賀克也(裁判長)、戸倉三郎、林景一、宮崎裕子、林道晴

判決全文(PDF)裁判所の判例ページ

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