一票の格差訴訟(2022年参院選)

2023年10月18日 最高裁判所 大法廷 令和5(行ツ)54 / 宇賀 克也判事の反対意見

ひとことで言うと

2022年7月の参議院選挙の『一票の格差』をめぐり、大法廷は定数配分規定を合憲として選挙無効請求を退けた。宇賀克也判事は、定数配分規定は憲法に違反するとして反対意見を述べた。

事件の背景

2022年の参院選について、東京都・神奈川県の有権者が、選挙区間の一票の価値の格差は憲法の平等原則に反するとして選挙の無効を求めた。

多数意見(裁判所の判断)

大法廷は、定数配分規定は憲法14条の投票価値の平等に反しないとして合憲と判断し、上告を棄却した。

宇賀 克也判事の反対意見

宇賀克也判事は反対意見を述べ、定数配分規定は憲法に違反するとの立場を示した。なお三浦守・草野耕一・尾島明の各判事も個別意見を付している。各意見の全文は判例ページで確認できます。

この判断の意義

投票価値の平等をめぐり判断が分かれ、複数の裁判官が個別意見を付した。宇賀判事は違憲の立場を明確にした。

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